2025-09-08
九月の音
魂に響くものはそう多くはない。
最近は頭で考えないで、身体の下の方に響きがあるかどうかで判断をしている。
そうしたら迷いがない。
久しぶりのモーニングへ。
今日は’幽霊’に会いに行くから始まった。
近所にある珈琲ヤマグチで’幽霊’の展示をしているとか。主人や信頼する友人が尊敬する作家さんではあったけどあまり期待せず出かけてみた。
店に入りしばらくしたら身体が馴染んできて、’幽霊’らしきモノたちを感じはじめた。しかも楽しく。
その感覚がとっても面白かった。当たり前のように空間に漂う目に見えないものの存在は、いつも目に見える世界で生きている事を逆に感じさせた。なんともユニークで、作者立花さんの視線や大事にされている事柄がにじむ様に感じられて心ででっかい拍手をしていた。
普段はコーヒー屋なので展示を知らずにやって来る若いカップルもいて、’幽霊’がいたずらしないかとワクワクちらちら見ていた私。
満喫して帰宅したらなぜか掃除が無性にしたくなり家中ぞうきんがけをしてこりゃ’幽霊効果’だなと笑えた。
あのすみにも、、、
